2年前の夏、スペインのバルセロナに行った時のことです。私たち夫婦は、昔、スペインに住んでいました。子供を連れて家族でスペインに行くのは今回初めてです。子供にスペインの市場を見せてやりたかったので、バルセロナに行った時、市内の大きな市場に行きました。子供は、スペインの市場の大きさ、人の多さ、扱っている食材の多さに、びっくりです。ずっと歩いているうちに、夏の暑さのため、のどが渇いてきました。
そこで、子供にジュースを買ってやることにしました。何がいいかと尋ねると、いちごのジュースがいいと答えました。その市場で売っているジュースは、生のフルーツを絞った天然果汁のジュースです。店頭には、ジュースを冷やすための氷が敷き詰められ、いちご以外にも、オレンジやバナナマンゴのようなジュースもありました。これらのジュースがプラスチック容器に入れられ、半分、氷の中に埋められています。子供に注文させました。
「フレサ・ポル・ファボール(いちごのジュースをください)」スペイン人のお姉さんが、にこりと「トマ・グワパ(はいどうぞ、可愛い子ちゃん)」といちごのジュースを渡してくれました。予め渡しておいたユーロコインをお姉さんに子供は渡しました。スペインで初めて一人で買い物をしました。飲んでみると、いちごの甘い味がします。いちごの実を全て絞った天然ジュースなので少し濃いですが、スペインの暑い夏に、冷たいいちごジュースは、子供ののどを潤してくれました。