初夏に差し掛かりつつある最近ですが、今年はいつにもまして、いちごのジャムを作った年でした。今年の四月あたりから、我が家の冷蔵庫には常にいちごジャムが入っている状態です。というのも、いちご自体が、とてもお安く売っているのです。うちの周りの地域だけかもしれませんが、どこの八百屋に行っても、まったく傷んでなくて、綺麗な赤いいちごがたくさん、安売りされています。そのまま食べてもおいしいですよね。お弁当のデザートとして持っていくこともよくあります。でも、ちょっと傷みやすい果物でもあるので、おすすめなのが、いちごジャムです。作り方はとっても簡単。一度作ったらすぐに覚えられるくらいです。
材料は、いちごと白砂糖。このふたつだけです。まず、いちごをよく洗って、ヘタを取ります。小さいスプーンを使って、ヘタ付近の実を少し削るようにすると、楽にできます。全てのヘタを取ったら、いちごの重さをはかり、大きめの鍋に入れます。次に、いちごの重さの半分の白砂糖をはかり、いちご全体にまぶすようにします。この時、いちごをつぶさないように、木べらでそっと転がすようにしてください。そして、鍋のまま六時間ほど置きます。部屋の中が暑かったら、一応冷蔵庫に入れておくほうが安心です。
六時間以上経ったら、いちごからかなり水気が出てきます。その状態のまま、中火にかけます。火が通って沸騰しはじめたら、白く浮いてきた泡をすくって、別のボウルへ移しておきます。この白い泡を含んだエキスは、牛乳や紅茶に混ぜて飲むと、とても美味しいです。あえて「灰汁」とは書きませんが、いちごのうまみがたっぷりつまったエキスといえるでしょう。そして、火にかけている鍋の水気がある程度なくなるまで、ひたすら煮ます。火が強すぎたら弱火にしてください。水気がとろみを帯びて、全体が真っ赤ないちご色に染まったら、完成です。我が家ではこのいちごジャムを、トーストにのせたり、クラッカーにのせて楽しんだりしています。